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諫早建設株式会社/東京・小平でプロとつくる“美しい家”

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三鷹市M様邸  インタビュー

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建築データ;東京都三鷹市、木造2階建
ご家族構成;両親、長女

母;当時は新しい家でもこの娘が車椅子を窓辺に置いてじーっと外を見ている光景しか想像できませんでしたからね。この子の言っている意味がこういう家を建ててみてやっと分かったんです。適当なリフォームだけじゃ本当に一生だれかに介助されないと暮らせないような生活になっちゃったのかなあと思います。全て一人で出来る今とは全然違いますものね。
父;当然この娘の努力もあるんだろうけど、それだけの機能性がこの家にあるっていうことですよね。
母;だから言ってたんですよ「この家が無かったら人生変わってたね!」って(笑)。


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酒井;お目にかかって第一印象はどうでしたか?
Mさん;私が警戒心旺盛なので、会って、座って、しゃべって、「あっ、大丈夫だ」みたいな。その日のウチに「ああ良かったー」と思って。
酒井;どんなところで「良かったー」って思ったんですか?
Mさん;ビジネスだけでやってるんじゃないな、って。もちろんビジネス要素があるのは当然なんですけど。それだけじゃなくて、人と人との話も結構してくれるから、これなら大丈夫だな、と。でも、やっぱりデザインもありますね。すっごいイイ人でもすっごいダサかったらゴメンナサイ、ですよ。ほとんど家に居るというのは分かっていたので、暗い家に住んでたら相当暗くなるな、と。だからオシャレで使い易くて明るい家がいいな、と思ってたんですけど。
酒井;じゃ、高嶋とお目にかかって頂いたあとはあんまり他とは比べずに?
Mさん;もう全然。次どうしよっか、どうしよっか、次いつ?みたいな感じで(笑)。

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高嶋;私が意識してたのは、「施設」みたいな家じゃなくて、使いやすいところは使いやすくして、そうじゃないところは本当にMさんらしい家、というか、デザインもそうだし、空間もそうなんですけど、そういうのは意識はしてたかな。
酒井;施工の途中で10月の頭くらいでしたっけ?まだエレベーターが付く前にMさんに現場に来てもらって、監督総出で階段を引っ張り上げて見ていただいたじゃないですか。
Mさん;あれはスゴイ感激でしたよ。スゲエ!と思いましたもの。全然怖くなかったし。酒井;当日、我々も来てビックリしたのは、門倉が、トイレの便器と洗面台の模型を段ボールで立体的に造って置いておいてくれてね。あれもただ絵を描いただけとは全然違うのでね。
Mさん;ホントに!

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酒井;あの時、風呂の入り方も実際にやっていただいて・・・、あの時まで不安だった?
Mさん;そうですね、やっぱり、実際にやってみないと分からなかったので。
酒井;SR(ショールーム)で一応確認はして?
Mさん;いたんだけど、やっぱり、手摺とかも自分の言った位置に取り付けてもらったり、SRとは違ったりもしていたので、「どうかなあ」と、思って。
酒井;そうか、SRではあの手摺の位置ではなかったのを、初めてここで実際に試すことが出来たんですね?
高嶋;SRで実際の手摺をその位置にあてて持ってもらったりはしていたんですけど、それで高さも計ってはいたんですけど、それに実際に自分で体重をかけて乗るっていう感覚はどうしても試してもらうことが出来なかったので、
Mさん;だからどうやって上がるのかな、とか上がった後、グッと押し込めるかな、とか、そこまではSRでは出来なかったので、実際に試すまではドキドキしました。

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高嶋;もしもダメだったら遣り替え方法ももう検討してましたから。
酒井;本当はあの時点では工程的にもう(遣り替えは)アウトだったんだけど、高嶋が腹くくってやり替えるならやり替える、って言うので。
Mさん;サスガですね(笑)。お陰さまで超快適ですよ!
酒井;その他にもあっちこっち家中ぜ――んぶ動いてもらってね。
Mさん;そうですねえ。トイレとかも病院の床に紙敷いて、「妙に狭くない?」って言って少し広げてもらったんですよね。あれ、広くしてもらってなかったらかなり使い辛かったと思いますよ。20cmですけどトイレ優先して良かったと思いましたね。
酒井;それはいつの時点でずらしたの?
高嶋;もう、私が今しかない!と、思って、最後の最後にここのスパンを変えたんです。間取りはもう早い段階でこれになっていたんですけど、ここの寸法を変えさせて頂いているんですよね。こっちを圧迫させていただいて構わないですか?って聞いて。トイレ優先で考えたらどうか、という。

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酒井;そういう意味で、設計中はお互いに意思の疎通というかお互いに言うべきことは言えた、という感じですか?
Mさん;ええ、全然大丈夫でしたよ!こっちはちゃんと不安なことは言ってましたから。
それも信用している前提があったからですね。例えば「この中でどれがいい?」って言うのが普通の人だとしたら高嶋さんは「この3コの中でどれがいい?」って聞いてくれるから決めやすかったです。大体まあ、高嶋さんならヤバいのは持って来ないだろう、ということもあったし、大体自分の好みも分かってくれてたし、大体高嶋さんが選んでくれてた中から選べば間違いはないという信頼感ですね。
酒井;高嶋さん的にはどうだったの?初めての完全バリアフリーの設計は?
高嶋;愉しかったです!良い出会いをさせて頂いて感謝しています。

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父;娘がこういう風になって初めてひとりひとりの障がいの具合とか、体調とか身長とかによって家って全部違うんだな、って、そうしないとダメなんだな、って知りました。バリアフリーにすればなんでもかんでもいいのかと思ってたけども、そういうものじゃないって言うのをスゴク感じましたね。何センチ高いだけでもう移動もできなくなっちゃうとかね。そういうことって全然知らなかったけども娘のことを通じて勉強にもなって。
高嶋;だからあのオーダーメイドキッチンは他の人は車椅子では使えないんですよ。足が入らないんですよ。もうホントにギリギリを攻めてるんです。
酒井;こういう生活ができるって言うのは高嶋と出会う前には想像出来なかった?

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Mさん;とにかく“病院が一番良くって”っていう感じなんだろうな、って漠然と想像してたんですね。だって病院って一番動き易いように出来ているのかな、って勝手に思っていたから。これから家に帰ってああ、どうなるのかなあ、って言う不安はありましたね。どれくらいやってもらわなくちゃいけなくなっちゃうんだろう、とか思ってて、ただ、新しい家に住めるって言う楽しみだけはあったんですけど、全部自分でできるなんて全然思わなかったし、住み始める前は超不安でしたよ。でも引っ越してみたら、あれ?これ何でも一人で出来るんじゃない?っていう感じでしたよ。
母;今ではやってないと反対に怒りたくなりますよ(笑)。
高嶋;このプロジェクトはモノスゴイパワーがあるプロジェクトでしたね。Mさんそのもののパワーにみんな引っ張られるように頑張って。多分Mさん自身が後ろ向きだったらこの家は出来て無かったですね。それをお父様とお母様がすごい愛情とパワーで包んで行ってね。
酒井;棟梁の小柳さんだけでなく、ここに入る職人さん達がみんな「Mさんのために頑張りましょう!」って言ってくれてましたしね。みんなの熱意が結実した家ですね。

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